Polygonを利用していて、トランザクションがなかなか通らない!!
こうした経験はありませんか?
今回の記事では、ネットワークの詰まりを回避できるかんたんな方法を紹介します。
今だけかも知れませんが、無料で行うことができます!
利用するのは「infura.io」です。
2021/08/30 追記
公式の方からネットワークの詰まりを回避できる新しいRPCが提供されましたのでブログにしました!クレジットカードの登録などが必要ないのでこちらを利用してみてください!
本記事の内容
- infura.ioとは
- オリジナルRPCを設定する方法
- 快適なPolygonライフを:まとめ
必要なもの
- クレジットカード
- アカウント登録用メールアドレス
以上です。
本記事を書いた人

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この記事では、仮想通貨ウォレットのMetaMaskをインストールしていることが前提となります。詳しくはこちらでダウンロード方法などをまとめていますので、参考にすることができます。
それでは、さっそくみていきましょう!!
infura.ioとは
infura.ioとは、イーサリアム系の開発でよく使われているWebアプリケーションです。
仮想の開発環境を利用することで、イーサリアムの開発をする際に、色々なソフトウェアをインストールせずに開発していくことを可能にしています。
今回はinfura.ioを利用することで、独自のPolygonのRPC URLを設定することができる機能を利用して、トランザクション詰まりを回避していきます。
RPCとは、Remote Procedure Callの略で、ネットワーク上に接続されたプログラムを呼び出して実行させる手続きを定めた決まり事のことをさします。
MetaMaskにRPC URLを設定してますよね。あれは、接続先のネットワークのプログラムを参照して、スマートコントラクトの実行をさせているのです。
オリジナルRPCを設定する方法
まずは、infura.ioにアクセスしましょう。
メールアドレスとパスワードを設定します。
すると認証メールが届くので、メール内にある「CONFIRM EMAIL ADDRESS」をクリックします。
これでアカウント登録が完了します。
ログインしたあと、メニューがたくさん並んでいますが、「Polygon Network Api is available today」などと書いてあるメニューをクリックします。
画面下の方にある「Polugon PoS」の「SELECT ADDON」をクリック。
カート画面に移ります。画面右下の方の「CHECKOUT」の「ADD」をクリックして、クレジットカード情報を入力します。
注意ポイント
クレジットカード情報を登録することは、情報漏洩リスク、思わぬ支払いの発生などリスクが伴います。自己責任の上お願いいたします。
クレジットカードの情報を保存したら、カート画面にもどります。「GET STARTED NOW」をクリックします。
そして、右側のメニューから「Ethereum」を選択します。「CREATE A PROJECT」をクリックして、名前を任意に入力して「CREATE」。
今作ったプロジェクトの設定画面(SETTING)の画面の「KEYS」というところにある「ENDPOINTS」がMainnetになっています。
これを「Polygon Mainnet」に変更すれば、PolygonのオリジナルRPC作成の完了です。
RPCのアドレスをコピーします。
MetaMaskの設定→ネットワークを選び、Polygonのネットワーク設定にうつります。
NEW RPC URLのところに作成したRPCのURLをペーストします。
念の為、Polygonのプロジェクトにいき、ネットワークが正常に動いているか確認してください。
快適なPolygonライフを:まとめ
IronFinanceなど、Polygonには面白いプロジェクトもあり、ガス代も安いのでDeFi初心者でも利用している方が多いかと思います。
トランザクションが詰まって時間を無駄にしたくない方は、ぜひ試してみていただくといいと思います。
現在は、無料のようですがいつ料金が発生するようになるかはわかりませんので、ご自身の判断とリスク管理の上、利用してみください。
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最後までお読みいただきありがございました!