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ビットコインは環境破壊に繋がるのか?【クリーンエネルギーと海外の動向まとめ】

 

ビットコインなどの仮想通貨は環境破壊につながる…?地球環境に悪いと言われる理由や背景を知りたいな!

 

こうした疑問にお答えします。

 

ビットコインの価格の上昇の背景で、「膨大なエネルギーが消費されマイニングが行われている」、「マイニングよる電力消費が環境破壊につながる」、と言う主張があります。

 

一方、ビットコインなどの仮想通貨のエネルギー消費を環境破壊と結びつけるのは的外れだ、という意見もあります。

 

一体、ぼくらはこの問題をどのように捉えたらいいのでしょうか?

 

本記事の内容

  • ビットコインが環境破壊だと言われる理由と背景
  • ビットコインを推し進める人たち
  • 既存の金融インフラシステム
  • ビットコインや仮想通貨が目指す社会:まとめ

 

本記事のオーサー

ローレンス
プログラミングに挫折して仮想通貨に没頭した会社員ブロガーです。Twitterでは国内外の最新のニュースやDeFiの情報について紹介しています。興味のある方はフォローお願いいたします!▶︎Twitter

 

ビットコインが環境破壊だと言われる理由と背景

 

ビットコインのパブリックブロックチェーンがどれだけのエネルギーをマイニングのために消費しているかは、ケンブリッジ大学による試算がよく引用されています。

出典:https://cbeci.org/

 

年間の総消費電力は91.04TW/h(テラワットアワー)である、と試算されています。国全体の年間消費電力量に匹敵したり、EUの全体で、電気ケトルお湯を沸かすことにかかる電気代でいうと3年分くらいになる…というのは確かに電力を消費しすぎでは…?と感じますよね。

 

出典:https://cbeci.org/

なぜ、電力をこんなに消費するのか?それは、具体的には「SHA-256」という関数を使い、ネットワーク上の誰もが合意するハッシュ値を生成する「マイニング」をしているからです。マイニングが毎秒どれくらい処理するかといったことを「ハッシュレート(採掘速度)」といいます。

 

これによりシステム上に新しいブロックが生まれますが、ハッシュ値の計算を行ったひとはその見返りとしてビットコインを与えられるという仕組みになっています。

 

システムは新しいブロックを生成したのは自分だということを証明しなければならないため、このプロトコルは「プルーフ・オブ・ワーク(POW)」と呼ばれています。

ビットコインに必要なマイニングには、相当のCPUが必要です。加えて高温になるのでCPUを冷却する装置も必要となり、莫大な電力消費となるわけですね。

 

これらを通して、温室効果ガスなど気候変動を生じさせる物質が生産され、環境破壊を招いているという主張がされています。

 

著名人でいえば、ビル・ゲイツは気候変動から地球を守る啓蒙活動を行っていることでも有名で、ビットコインのマイニングよる電力の大量消費や価格のボラリティの高さなどから、危険視しているということをブルームバーグの取材に語っています。

 

 

ビットコインを推し進める人たち

Twitter創設者であり、ビットコインをバランスシートとして保有しているアメリカ決済企業SquareのSEOジャック・ドーシーさんは、ビットコインのエネルギー消費の懸念は、クリーエネルギーの活用などの代替方法でクリアできる、という立場をとっています。

 

Square社は「Bitcoin Clean Energy Investment Initiative」事業を立ち上げ、クリーンエネルギーによるマイニング技術開発に投資することを発表しました。

 

民主党のバイデン大統領の施策のひとつには、クリーンエネルギーと技術開発に4,000ドル以上を投資して、気候変動に関する政府間パネルであるパリ協定に再参加すること、があります。

 

Square社と共に調査に協力した米投資大手ARK Invest社のCathie Wood CEOは「ビットコインは環境に悪いと言われているが、それはただの俗説だ」とコメント。実際は仮想通貨マイニング、エネルギー保管とAI技術の収束は再生可能エネルギーの導入を促進すると将来性を高く評価しました。

 

ドーシーさんもツイッターで「ビットコインは再生可能エネルギーをインセンティブ化する」と言及すると、米テスラ社のイーロン・マスク氏が「その通り」(True)とコメントしていました。

 

 

 

既存の金融インフラシステム

少し別の観点から、ビットコインと環境問題をみていきます。

 

実店舗やATMなど、高層ビル、地下鉄などにオフィスを構える銀行などを思い浮かべてみてください。

 

これらを維持するためにも電力が消費されていることは事実でしょう。人の経済活動にはコストが発生し、環境に影響を与えるのは避けることが困難ですよね。法定通貨に付随する環境負荷は、不況だけでなく、インフレ、景気循環や量的緩和など、政治的な問題が絡むこともあります。

 

逆に言えば、ビットコインはこれらの金融インフラを必要とせず、さまざまな課題があるとは言え、個人間同士で経済活動を成立させるインフラになることができる可能性を秘めています。

 

出典:https://cbeci.org/

 

上記画像は、ビットコインの年間消費テラワット数の時系列の推移です。ビットコインが注目されはじめた2017年から2021年に急激にエネルギー消費量は増加しました。

 

一部のメディアでは、政府の金融政策の失敗などによる不況により発生した、1ドルあたりのエネルギー消費量と経済危機の損失規模を掛け合わせ、ビットコインのエネルギー消費と比較しているメディアもあります。

 

比較対象としては、抽象的すぎるので具体性がありませんが、イメージとしてはどちらもいい面、悪い面があるということは事実でしょう。

出典:https://cbeci.org/

 

いずれにせよ、世界恐慌やリーマッショック、コロナショックなどにより、経済を再構築していくための人的コストを抑制できるものとして、ビットコインが有力候補としてあがってくる可能性があるかもしれません。

 

 

 

ビットコインや仮想通貨が目指す社会:まとめ

 

ビットコインに大量の電力が必要なのは事実です。ビットコインを使わないで電力消費を抑えるか、クリーンエネルギーでビットコインの電力を賄うか、という議論になっていくのでしょう。

 

Tesla社では、車両の購入にビットコインによる支払いを受け付けることを発表したあと、「環境に対する負荷があるため」としてビットコインでの支払い受けを停止しました。

 

環境負荷への課題をクリアすることができた、と判断できた場合、ビットコインでの支払いの受付を再開する、とツイートしています。

 

環境負荷や環境問題をクリアできる、再生可能エネルギーなどのクリーンエネルギーによるマイニング処理、もしくは省エネルギーによる運用が可能な方法が確立できれば、これまでよりもさらにビットコインへの期待は高まっていくでしょう。

 

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ローレンス

Cryptoとブロックチェーンに没頭する情シス会社員です。無料のオンラインサロン「クリプトユニバーシティ」を立ち上げ、「仮想通貨は投機じゃない。テクノロジーだ。」をモットーに仕組みや技術を面白がっていくことをコンセプトに活動してます。ポッドキャストでは、メディア運営やサロン運営の裏話や仮想通貨を楽しめるお話をお喋りしております。

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