
こうした疑問にお答えします。
本記事では、仮想通貨取引所のBybit(バイビット)の気になる使い方を基本的な部分から紹介できればと思います!
本記事の内容
- Bybitとは:特徴と始め方
- Bybitの使い方と操作方法
- Bybitの注意点
- Bybitをつかってみよう!:まとめ
Bybitは、仮想通貨取引所のなかでも画面がシンプルで非常に使いやすい取引所のひとつです。今回はBybitの特徴をかんたんにまとめていきたいと思います。
Bybitといえば最近、DAOへの出資やeスポーツチームとパートナーシップを結びんだことでニュースになっていますが、暗号通貨事業の領域を拡大しています。
参考記事:
他の取引所はすでに使っているし、わざわざアカウント登録するほどじゃないんじゃない…?
と思っている方!
そんな方のために、Bybitのメリットをわかりやすく知ってもらえるような記事をめざしていきます。
それでは、さっそくみていきましょう!
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目次
Bybitとは:特徴と始め方
Bybitとは、2018年にできたシンガポールに所在地を有する仮想通貨取引所で、もともとデリバティブ(先物取引)に特化した取引所として登場しましたが、現在は現物取引も行うことができます。
Bybitの特徴
- 安全性:顧客資産をコールドウォレットにより保管・管理
- 注文処理:10TPSの高速エンジンにより注文処理スピード
- レバレッジ:最大100倍のレバレッジ取引ができる
安全性:顧客資産をコールドウォレットにより保管・管理
Bybitでは、クライアントから預かっている資産すべてをオフラインのコールドウォレットに保管しているので、もしBybitの取引所がハッキングされてしまったとしても抜き取られを回避することができます。
最近では、仮想通貨取引所のハッキングにより1億ドル以上盗まれたような事案が発生していました。このあたりの安全性が備えられているのは心強いですね。
また、ハードウェアウォレットに保管していることをアピールするかのように、もしハッキングなどで資金が流出したとしても顧客の資金を補償するという旨の発表をしています。
注文処理:10TPSの高速エンジンにより注文処理スピード
投資家がBybitを選ぶ特徴として、取引エンジンの性能が高いとよく言われています。(Transaction Per Secound:1秒あたりのトランザクション数)
取引エンジンとは、コンピュータが時間内にトレードを処理できる能力を指しています。
たとえば、Bybitであればトークンの急落場面で売り注文が殺到しているときなど、緊急で売却したい場合でも即時処理してもらうことができます。
取り付け騒ぎを回避できるのは、安心材料のひとつですね。
3つの取引所の取引エンジンの比較:
- Bybit:1秒あたり100,000トランザクション
- Deribit:1秒あたり10,000トランザクション
- Bitmex:1秒あたり500トランザクション
これを比べるだけでもBybitの性能が高いことがわかります。また、以下のように緑のヒゲが上に伸びってしまっているのは、流動性がない時に起こります。
特にデリバティブにおいては、仮想通貨取引所のなかで流動性が多くあることで知られています。Bybitは、こうした高値掴みの回避という意味でもデリバティブ流動性がある取引所を選んでおくことが無難です。
最大100倍のレバレッジ取引ができる
レバレッジ取引とは、自分の証拠金よりも大きな金額で取引を行いリターンを得る手法です。上級者向けなので慣れない人は利用すべきではないでしょう。
ただし、Bybitは追加証拠金を求めるシステムがないので、価格変動により、証拠金が目減りしてしまっても証拠金を追加する必要がないというメリットがあります。
こういう意味で、レバレッジ取引をする上においては使いやすいポイントです。そのため、あえてBybitを利用している理由はこのあたりだったりします。
ここまでがBybitの特徴です。初心者から仮想通貨になれた中上級者でも利用できる優れた取引所であることがわかります。
続いては、Bybitの使い方や操作方法を画像を交えながら紹介していきます!
Bybitの使い方と操作方法
それでは、Bybitの使い方と操作方法をみていきましょう。
まずは、Bybit公式サイトにアクセスします。
Eメールアドレスのみで完結します。ここで登録するアドレスはずっと使いますので失くさないようにしてくださいね。
新規アカウント登録画面です。
Eメールアドレスとパスワードを入力しましょう。登録したアドレスに認証メールがきます。
認証メールに書いてある「認証コード」を公式サイトに戻って入力します。
これでアカウント登録が完了です。かんたんですね。
Google認証を使って2段階認証の設定をしておくことをおすすめします。
Bybitに入金する
Bybitは日本円での入金に対応していません。
日本円で仮想通貨を購入したい場合はこちらで購入方法を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
今回の記事では、Bybitに入金する方法は「仮想通貨取引所から送る方法」を選択します。
Bybitに入金できるのは、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イオス(EOS)
- リップル(XRP)
- テザー(USDT)
となっています。(2021年8月)
今後、おそらく増えていくだろうと考えられます。
Bybitにログインをします。入金画面を開きましょう。
今回は、BinanceからBybitにBTCを移す手順を紹介します。
Bybitの「資産」→「入金」用アドレスをコピーする
Binanceの「出金」画面でアドレスをペーストして送金
Bybitでの入金を確認する。
めんどうな方はクレジットカードでの入金も可能です。手数料が高くなってしまうのでおすすめはできないですね。最低入金額は設定されていません。
逆に、Bybitから出金したい場合も確認しておきましょう。以下の手順となります。
Bybitから出金する手順(日本円にする場合)
- 日本円取扱の仮想通貨取引所の「入金」アドレスをコピー
- Bybitの「出金」画面にペーストして送金
- 着金を確認して日本円へ交換
注文画面から仮想通貨を取引する(デリバティブ取引に挑戦する)
Bybitでは以下の取引に対応しています。現物取引ももちろんできますが、ここではデリバティブ取引を紹介していきます。
現物取引、デリバティブ取引の口座は別扱いになっています。別の仮想通貨取引所から資金を移した際には現物に入っているかと思います。まずは「資産」画面で振替を行います。
振替をクリックして、振替元のアカウントを「現物」に変更します。
振替金額を入力します。すぐに振替が完了します。左側のメニューから現物アカウントからデリバティブアカウントに変更しましょう。
今回は、もっとも流動性のある「インバース無制限契約のBTC/USD取引」をみていきましょう。
取引画面を開きます。右側の縦ながのメニューが注文メニューです。「分離マージン」と「%」が表示されています。
分離マージンをクリックすると、分離マージン、クロスを選択することができます。これは証拠金を取引ごとに分離するか、すべて証拠金を一緒にするかの違いとなります。
結論、分離マージンを選択した方がいいです。
たとえばクロスの場合、証拠金10万USDだったとします。10万USDを証拠にして、BTC、EOSなどを複数の先物取引できるかたちになります。
これではリスク管理が難しいうえに、もしBTCで大きく利益が出ていても、EOSで大きく損が出た場合取引終了となってしまうことがあります。慣れていないひとは分離マージンでしっかり管理することをおすすめします。
またポジションレバレッジは、仮想通貨でのポジションは慎重になるべきでしょう。そのため2倍以上を取る場合は、明確な理由を決めて選択していくべきだと考えています。
指値であれば、金額と契約数を入力します。Post−Onlyにチェックを入れておけば、注文が実行された時にメーカーとして処理されるので、メーカーの利益を受けることができます。指し値注文が基本となりますが、成り行き、条件付きなどは慣れてきて細かい調整をしたいときなどに利用してみるといいと思います。
Bybitの注意点
ここまで、Bybitの使い方や特徴をまとめていきました。
Bybitレバレッジ取引は、注意をしておいた方がいいとおもいますので、念の為もういちど詳しくまとめておきます。
ぼくは、そもそも高いレバレッジ取引はやらないようにしています。仮想通貨はボラリティリティが非常に高く、価格乱高下が激しいので…。
たしかにリターンを大きく得られる意味でもレバレッジ取引はすぐれています。
しかし、仮想通貨でのレバレッジ取引は非常にリスクが高いです。もしレバレッジ取引をやっていきたい場合には、安全な運用をしていく意味でも2倍、3倍くらいに留めておくことがいいと思います。
Bybitを使ってみよう!:まとめ
今回は、仮想通貨取引所Bybitを扱ってみました。初心者としても使いやすい取引所でありつつも、取引エンジンの性能のよさ、日本語サポート完備などメリットのある取引所であるといえると思います。
ぜひ、今回の記事で興味を持っていただいた方は、無料でアカウント登録できますので、ぜひ試してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!