
こうした疑問にお答えします。
Polygonチェーンにおいているビットコインの放置場所を検討していましたが、Aaveのレンディングはすこし利率が低いのでもったいないな、と考えていました。
少しでも利益の高く、安定した放置場所を、とリサーチしたところ「Curve.fi」が優秀ということでイールドファーミングをはじめましたので、やり方を解説していきます。
本記事の内容
- Curve.fiとは
- Curve.fiでファーミング方法
- Curve.fiでWBTCを運用する方法:まとめ
本記事のオーサー

Curve.fiとは
Curve.fi(Curve Finance)は、Ethereumブロックチェーンから登場したAMMで、ステーブルコインのスワップを他のプロジェクトより有利にできたり、低い取引手数料が魅力のプロジェクトで話題になりました。
Polygonチェーンにも接続されています。
UIが特殊というかWindowsの古いバージョンのようなレトロな見た目なので、利用にはクセがあります。
今回は、WBTCをCurve.fiでrenWBTC流動性プールに提供して、ファーミングしていく方法を順をおって紹介します。
renWBTCとは、RenVMが発行しているBTCと価格が連動しているWrappedトークンです。RenVMは、仮想通貨のクロスチェーンを用いたDeFiの相互運用ネットワークを運営したりするDeFi事業を扱う企業です。
前置きがながくなりましたが、以下でファーミング方法を紹介していきます。
Curve.fiでファーミング方法
Curve.fiにアクセスしましょう。
Polygonネットワークに接続させ、MetaMaskの認証を行います。
PolygonチェーンでWBTCを入手する方法はこちらの記事で、BSCにあるUSDCをPolygonに移行する方法を紹介しています。
USDC→WBTCにswapすればOKです。
「Pool」のウィンドウからrenBTCを選択します。
UIが似ていてわかりにくいですが画面が切り替わります。上のメニューからDepositを選択してください。
最初は、「Buy and Sell」のタブが選択されており間違えて入力してしまわないように注意です。
Currenciesで提供するWBTCの数量を入れて「Deposit」をクリック。
MetaMaskのConfirmを行います。
Depositが完了すると以下のように「My share」が現れます。これが出たらデポジット完了。
必ず「Stake unstated in gauge」をクリックしておいてください。Rewardを収穫していくためです。
ここで、いったんHome画面に戻りましょう。
すると最初の「Pool」ウィンドウに「My Dashborad」が見られるようになります。
Rewardの収穫方法
My Dashboradをクリックして「Claimable Tokens」にある数字をクリックすればOKです。
ダッシュボードでは、推定の収益状況を確認することができます。
WBTCを引き出す方法
「Withdraw」をクリックします。
流動性プールに提供してたWBTCを引き出す際に、WBTCで受け取るか、renWBTCで受け取るか、または50%ずつ受け取るか、選ぶことができます。
Curve.fiでWBTCを運用する方法:まとめ
今回は、WBTCの放置場所として良いと話題になったCureve.fiを紹介していきました。
Curve.fiのメリットをまとめておきます。
Curve.fiのメリット
- WBTCのファーミング利率がいい(2021年7月時点)
- ステーブルコインのスワップの効率がいい
AaveのレンディングとでのWBTCの利率とWMATICのリワードは以下のとおり。
Curveと比較するとこんな感じです。
Aaveが今のところロックされている金額は多いですが、Curve.fiは3位ですね。
もし興味がある方は、Curve.fiを試してみてください。
引き続きコツコツとリサーチしていきます。
