
こうした疑問にお答えします。
インフルエンサーや仮想通貨ニュースの情報により「Alpaca Finance(アルパカファイナンス)」に注目が集まっています。ハイリスクハイリターンですが、詐欺でなければ期待されているプロジェクトです。
実際に1週間ほど運用してみた経験をもとに具体的に紹介していきます。こちらの記事は既にDefiの操作になれている方向けに記事を作成しています。
こんな方におすすめ
- AlpacaFinanceの始め方と使用方法を知りたい
- AlpacaFinanceの注意点を把握したい
- AlpacaFinanceの今後の方向性を知っておきたい
こうしたことをまとめていきます。聞きなれないプロジェクトでかなり怪しさを感じている方が多いかと思います。ぼくもそうでした。しかし、ハイリスクをとってのハイリターンがすさまじく、これは紹介しておきたいということで今回の記事をまとめております。
注意事項です。
今回使い方を紹介させていただきますが、自己責任でお願いいたします。当ブログではプライバシーポリシーを定めております。
海外仮想通貨取引所での取引は自己の判断と責任においてお願いします。当ブログはあくまでやり方や手段を記録しているのみであり、海外仮想通貨取引所を利用するよう媒介するものではありません。
注意事項をお伝えしたところで、さっそく具体的な使用方法をお伝えしていきます!AlpacaFinance公式サイトを読みたい場合は、英語ですがChromeの翻訳を使ってもOKですので参考にしてください。
目次
AlpacaFinanceの始め方と使用方法

出典:AlpacaFinance
具体的な使用方法は以下の手順で行っていきます。まずは事前準備を箇条書きしておきます。
事前準備
- 仮想通貨のウォレットアプリを持っている
- Binanceのアカウントを持っている
- 日本円でビットコインなどを購入しておりBNBを持っている
- PancakeSwapを使っている
BinanceのアカウントやBNBを既に持っている方は、途中から始めてもOKです。MetaMaskなどのウォレットを用意したり、口座開設が必要な方は、以下の記事でまとめています。参考にしてくださいね。
【スマホで5分】ビットコインの購入方法を解説します【ビットコインの安全性と効率よく運用する方法】
トラストウォレットの操作方法を徹底解説!インストールからパンケーキスワップの遊び方まで
Alpacaトークンを入手する4つのステップ
- BinanceアカウントとBNBを用意する
- BscScanでAlpacaトークンのアドレスをコピー
- PancakeSwapでLP(Alpaca-BNB)を入手する
- AlpacaFinanceでLPをステイクする
以上のような流れとなります。やってみればすごく簡単です。やり始める前にお伝えしておきますが、ステイクして得たAlpacaトークンは3割がすぐに引き出せて、7割は1ヶ月間プールされますので引き出しできません。この点に留意しておきましょう。
ステップ①:BinanceアカウントとBNBを用意する
Binanceのアカウントを持っていない方は自己の責任と判断によりアカウントの作成を行うこと。
これは余談ですが、VenusというBSCのマネーマーケットと今回のAlpacaFinanceを組み合わせるとVenusでのAPYも稼げるのでおすすめです。
【BSC Defi】Venus Protocolのはじめ方・使い方を図解【PancakeSwapとコンビで使う】
その①:VenusでBNBをBorrwing
その②:BNBをPancakeSwapでAlpacaトークンと交換
その③:同価値のAlpaca−BNBのLPを入手
その④:AlpacaFinanceでステイク
こうすることでVenusでXVSを稼ぎながら運用が可能です。
ステップ②:BscScanでAlpacaトークンのアドレスをコピー
まずはGoogleで検索してBscScanにアクセスします。
BscScanとは、BSCトークンのデータベースのようなものです。無数にあるトークンのアドレスやブロックチェーンによる取引履歴を閲覧することが可能です。
AlpacaトークンのContractアドレスをコピーしましょう。

出典:BscScan
こちらでアドレスをコピーする理由は、PancakeSwapにデフォルトでトークンを検索してもAlpacaトークンが出てこないので、アドレスを直接入力する必要があるからです。
PancakeSwapにうつります。Liquidity画面でAlpacaを追加します。

出典:PancakeSwap
トークン検索窓にContractアドレスをコピペして、Addボタンをクリック。こうしておけば検索候補にAlpacaが出るようになりアドレスのコピペを毎回する必要がなくなります。
ステップ③:PancakeSwapでLP(Alpaca-BNB)を入手する
PancakeSwapにてLPトークンを取得します。

出典:PancakeSwap
Liquidity画面でAlpaca-BNBのペアでLPトークンを取得します。金額はお任せしますが、ハイリスクなので失ってもいい範囲で行ってください!!
ステップ④:AlpacaFinanceでLPをステイクする

出典:AlpacaFinance
こちらのステイク画面から先ほど取得したLPをステイクしていきます。
https://app.alpacafinance.org/stake
「I want to stake」と書かれている方のMAXをクリックしてStakeをクリックすればOKです。たまったAlpacaトークンは「Claim」により引き出すことができます。(3割がすぐに引き出せて、7割は1ヶ月間プールです)
この記事作成当初でも莫大なAPY(10,000%超え!)となっています。ぼくが手をつけ始めた時はAPY20,000%という驚異的な数字がでていました。

出典:AlpacaFinance
ボーナス期間が設定されていることもありますが異常な数値ですね。ステイクボタンをクリックして、ステイクしていきます。時間と共にAlpacaが増えてくのが楽しくなります。LPトークンにせずともBNBやBUSD単体でもステイクできます。
ちなみに、1Alpacaあたりの価格(USドル)はこちらのサイトが参考になります。
https://www.coingecko.com/en/coins/alpaca-finance
基本的な運用方法は、たまったAlpacaを引き出しつつ、3割を別の仮想通貨へ交換していくのがベターと思われます。
AlpacaFinanceの注意点

出典:AlpacaFinance
AlpacaFinanceを使っていく上で押さえておきたい注意点をおさらいしておきましょう。
- プロジェクトが未リリースである
- 匿名のチームで運営されていて素性が不明
- 詐欺の可能性
- 製品化後にバグ発生の可能性あり
- ファーミングで得たAlpacaの7割は1ヶ月間ロック
こちらの注意点はイケハヤさんの記事を参考にいたしました。
https://www.ikedahayato.com/alpaca-finance/
スマートコントラクトのバグにより引き出しができなくなるといったことや、ハッキングにより資産を奪われる可能性があります。繰り返しになりますが、投資は自己責任となります。ご注意ください。
AlpacaFinanceの今後の方向性

出典:AlpacaFinance
今後もボーナスタイムがおわれば加熱の状況が落ち着いてくると思われます。
ボーナスタイムが終了するとアルパカの市場への供給量は減りますので、既にAlpacaトークンを持っているひとのトークン価値は相対的に上昇する可能性があります。
しかし、利用価値がないとわかれば売却され一気にAlpacaトークンの価格が下落することも起こり得ます。これは注意が必要なポイントですよね。
LPトークンをつかった今回の方法によるステーキングにはImpermanent Loss(インパーマネントロス)というものが存在します。Impermanent Lossとは、日本語では変動損失と呼びます。ちょっとこのあたりは理解するのが難しいです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてくださいね。
https://academy.binance.com/ja/articles/impermanent-loss-explained
かんたんにいうと、LPとして提供したトークンの価格が上昇したとしても、シェアにより引き出した際の価値が、LPにせず保有していた時よりも低くなってしまうということをいいます。LPしたあと、価格が上昇しただけで喜んではいけないということですね。ちょっと難しい内容なのでそういった損失が存在するということを意識できればOKです。
AMMではこうしたことが起こりうるとのことですので注意が必要ですね。ただし、別の利益を含めるとこの変動損失をカバーできる場合もあるとのこと。引き出しを行った時点で変動損失は確定されるため、損失とならないタイミング見計らうことで良い結果をもたらすことも可能です。
Alpaca Finance:まとめ
今回はAlpaca Financeの使い方について紹介させていただきました。年利で10,000%を超えるというなんともDefiバブルらしい数字の異常っぷりですが、それなりのリスクがあることを知っておくことが大切でしょう。
うまく活用すれば大きく収益を出すことも可能です。寝ている間にも徐々に数字が増えていくと想像するとちょっと嬉しいですよね。
ただし、値動きや開発動向を常にチェックしなくてはいけないという労働に陥ってしまうので、過度なのめり込みは危険です。2021年3月現在のDefiに安定した収益を求めるのはおすすめできませんので、今回のAlpacaトークンは参考程度にしておいていただきたいです。
ビットコインの運用や口座開設、PancakeSwapでのトークンを活用した運用については以下の記事を参考にしてみてくださいね。
(※注意事項)
海外仮想通貨取引所での取引は自己の判断と責任においてお願いします。当ブログはあくまでやり方や手段を記録しているのみであり、海外仮想通貨取引所を利用するよう媒介するものではありません。