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【おすすめNFT関連銘柄紹介】NFTデジタルアート市場分析とNFT関連銘柄の購入方法

2021年3月20日

 

NFTってなに…?NFTやデジタルアートについて詳しく知りたい。NFT関連の仮想通貨銘柄や購入方法などをまとめて欲しいな…。

 

こうした悩みにお答えします。

 

Twitter社CEOのジャックドーシーさんのツイートや有名デジタルアーティストらのNFTに、海外のオークションで数十億円という価格がついたと話題になりました。

そんな話題のNFTってどんなもの?という疑問に「デジタルアートとNFT関連仮想通貨」というポイントから記事にまとめました。

 

 

この記事でわかること

  • NFTとはどういうものか
  • デジタルアートになぜ高額の価格がついたのか
  • NFT関連仮想通貨の市場規模とおすすめ仮想通貨と購入方法
  • NFTをとりまく仮想通貨の業界はどのように動いていくか

 

デジタルアートや仮想通貨投資に興味がある方の参考になるようにまとめていきます。

 





NFTとは

 

NFTとは、Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)のことで、日本語で「代替できないデジタル証明書」を指します。

 

たとえば、今あなたが持っているスマホやPCは「あなただけのもの」ですよね。

同じ型の製品は世の中にたくさんあるけれど、今あなたが所有しているそのデバイス自体は世界にひとつしかない、唯一無二の存在です。これが「代替できない」という意味です。

 

NFTでは、唯一無二であることをデジタル上で証明するもの、ということになります。

 

逆に「代替できるもの」とは、お金が代表例です。ぼくが持っている1ドルとあなたが持っている1ドルは、取り替えても問題ありませんよね。

 

NFTの具体例

  1. アート作品
  2. 開催日と座席指定のチケット
  3. オンラインサロンなどの会員権
  4. VR空間の土地
  5. ドメイン

 

NFTアーティストのBeeple氏は、「「何かの所有権を証明したい時はいつでも、そこにNFTのユースケースがあると思う。若い世代が従来の株式取引に抵抗を感じた場合、代替資産として魅力になり得る」と述べています。




NFTによりデジタルアートは確立された

 

世界的に有名で歴史のあるオークションハウス「クリスティーズ」でBeeple氏のNFTデジタルアートが約75億円で落札されました。

出典:クリスティーズ

 

この金額はデジタルアート作品としては過去最高額だそうです。NFTが確立されるまでは、デジタルアートは無限に複製できるという性質上、マーケットでの地位を確立できていませんでした。

 

しかし、NFTにより唯一無二のアート作品として出品が可能になったことからアートにおける新しいマーケットとして可能性が見出されています。

 

クリスティーズは、今回のNFTによるデジタルアート市場に対して重要性を認識して、ETH(イーサ)による支払いを認めました。今までオフラインでのオークションが主流であったマーケットに変化が現れたということですね。

 

NFTが高額になった理由

 

NFTのデジタルアートがなぜ高額となったのか?

それは、NFTの希少性にゲーマーやコレクター、投資家などからの旺盛な需要で、NFTに対して多くのお金を費やすようになっているからです。

 

一部のNFTは、オーナーに多くの利益をもたらす可能性を秘めています。例えば、仮想空間「Decentraland」のゲーマーは、仮想空間内の土地を64区画を購入し、1つの区画にまとめました。

その土地は「The Secrets of Satoshis Tea Garden」と名付けられ、魅力的な立地とアクセスの良さという理由だけで、8万ドル(約840万円)で取引されました。

 

唯一無二の存在となったデジタル資産には将来的な価値上昇の期待感が高まっているということですね。

 

 

 

NFTとデジタルアートによる日本への影響

出典:OpenSea

 

アート鑑賞体験への影響

これまで美術館に足を運び鑑賞するものという体験とは別に、デジタルアートの楽しみ方という新しい「アート鑑賞の体験」が生まれる可能性があります。

 

デジタルであるからこそ、リアルタイムに色が変わる、時間と共に変化する、などさまざまな要素を組み込むことが可能です。これらを加えた「新しいエンタメ」になり得るわけですね。

 

 

アートの所有方法への影響

アートを所有するという概念も変わるかもしれません。たとえば複数で所有権を分割してアートを所有するというサービスはすでに存在しています。デジタルアートにおいてもNFTを複数人が所有する形態や法人が所有するといったマーケットが広がっています。

 

 

 

作品価値への理解や熱量への影響

NFTといえど、美術品としての価値の本質から離れていってしまうわけにはいきません。作品価値を本質的に支え、作品を理解して愛する熱量を持つこと、NFTを資産価値の担保とせず、お金の代替品というものにしない姿勢が大切ですね。

 

アート作品を資産価値の代替物とせず、芸術的な観点から本質的な価値を忘れないようにしていくことが必要です。

 

NFTアートのプラットフォームへの影響

デジタルアートだけでなく、NFTにはさまざまなユースケースがあります。プラットフォームはすでにたくさん存在しており、代表的なものに「Cent」、「OpenSea」などがあります。

 

日本においてもこのプラットフォーム構築のマーケットに参入している企業があり、現状では「コインチェックNFT」などがあります。大手仮想通貨取引所のコインチェックも進出しているこのNFT市場にはこれからも注目が集まるでしょう。

 

出典:コインチェック

 

コインチェックNFTマーケットでの購入には、口座開設が必要です。こちらの記事で手順を図解で紹介していますので参考にしてくださいね。

出典:コインチェック

 

こうした日本の仮想通貨取引所でもNFTマーケットを立ち上げる動きがあります。NFT関連の仮想通貨に注目が集まるのも納得できます。

 

 

NFTは仮想通貨と何が違うのか

 

ここまで、NFTとデジタルアートについて紹介してきました。「結局、NFTと仮想通貨って何が違うの?」ここを整理しておきます。ビットコインを例にしていきます。

 

  • NFT       :代替できないもの
  • ビットコイン:代替できるもの

 

こうして整理すると非常にわかりやすいです。

ビットコインは「代替できるもの」というわけです。お金と同じのようなものですもんね。つまり、あなたのビットコインとわたしのビットコインを交換しても同じものなので何の問題もないということですね。

 

しかし、技術的にはビットコインもブロックチェーンの台帳にすべて取引記録がありますので、「厳密には」自分のもっていたビットコインを判別する方法はあります。

 

この意味では、唯一無二の自分のビットコインを他のビットコインと分けることができるので代替できないということもありえます。このあたりは法律の整備がされたりした場合、管理方法が変わるかもしれないですね。

 




NFT関連の仮想通貨銘柄

 

NFT関連2021年3月時点での代表的な仮想通貨は以下のとおりです。

 

出典:CoinGecko

 

投資対象としてNFT関連銘柄を選ぶ方法は以下のことをやってみるといいです。

  • NFT関連の仮想通貨の時価総額を調べる
  • 特徴・将来性・取扱取引所を調べる

 

NFT関連の銘柄や時価総額などのランキングは「CoinGecko」で調べることができます。フィルターをかけてNFT関連銘柄にソートしてみましょう。

 

上記の画像もCoinGeckoのソート機能を使ってフィルターにより表示しています。

 

 

NFT関連仮想通貨の購入方法

 

今回の記事では注目のNFT関連の仮想通貨「Enjin Coin」と「Rarible」について購入方法を紹介します。

 

Enjin Coin

出典:Enjin

 

Enjin Coin(エンジンコイン)とは、ブロックチェーンプラットフォーム「Enjin platform」で発行される仮想通貨です。

 

Enjin platformはオンラインゲームで主に利用されており、マインクラフトなどのメジャーなゲームを含めた30種類以上のオンラインゲームと、NFTによるゲーム内のアイテム発行のために連携しています。

 

また、Enjin Coinの発行元であるEnjin社は、国内取引所のコインチェックとNFTマーケットプレイス事業で業務提携しています。国内では、コインチェックに上場されており、約2ヶ月の間に既に価格が5倍以上にまで伸びている注目銘柄です。

今後新しいNFTマーケットがコインチェックから提供されるとなると、さらに価格も伸びる可能性がありますね。

 

まだEnjinコインを保有していない方は、コインチェックで口座を開いて是非保有を検討してみてください。

 

\  国内ダウンロード数No.1の仮想通貨アプリ /

コインチェック

 

Rarible

出典:Rarible

 

Rarible(ラリブル)は、主にデジタルアート作品を扱う世界最大級のNFTマーケットプレイスです。またそこで取り扱われているガバナンストークンを「RARI」と言います。

 

ユーザーはRARIを保有することにより、Raribleのシステムアップデートに関する投票などに参加することができます。またRaribleは2021年3月15日、日本のブロックチェーンゲーム開発企業のdouble jump.tokyo株式会社とパートナーシップ協定を締結しました。

 

それによって、double jump.tokyo株式会社が手がけるゲーム内のNFTが、随時Rarible上で販売されるようになる見込みです。double jump.tokyo株式会社はスクエアエニックスと協業提携したことでも話題になっています。これからますます注目のコインとなると思います。

 

 

NFT関連の仮想通貨の購入方法

コインチェック

国内でEnjin Coin(エンジンコイン)を唯一取引しているはコインチェックのみです。海外の取引所でも購入できますが、金融庁の事業者登録を受けている安全な取引所を利用することをおすすめします。

 

コインチェックはアプリのダウンロード数No.1で扱っている仮想通貨の種類も多いのでおすすめですよ。画面のデザインが直感的に操作できて、チャートもみやすくおすすめな国内取引所です。

コインチェックでEnjin Coinを購入する

 

 

Raribleは残念ながら、海外の仮想通貨取引所でしか現状取り扱っていません。一番有名な海外取引所のBinance(バイナンス)などで購入する必要があります。しかし、海外の取引所は金融庁の事業者登録を受けていないので、国内取引所とは違い安全とは言えません。

 

海外取引所なでNFT関連銘柄を購入する方法

  1. コインチェックなどの国内取引所でビットコインを購入
  2. 海外取引所にビットコインを送金
  3. ビットコインをNFT関連銘柄と交換する

 

こうした手続きが必要となります。繰り返しになりますが、金融庁の事業者登録を受けていないので何かトラブルが発生しても自己責任となりますので注意が必要です。

 




NFTとデジタルアート:まとめ

 

NFTによる利用価値の高まりにより、「デジタルアート」、「NFT関連の仮想通貨」の市場が盛り上がっているという話題をとりあげました。

 

冷静に考えると、多くの人がNFTに期待をしているため、現在は先行投資がされている状況といえます。

つまり、「想像したようなNFTの技術が利用されなかった」、「NFTに変わる技術が生まれ利用価値が下がった」ということになるとNFTへの投資も失敗になる可能性があります。

 

急激な価格上昇を受け、今後調整局面となり一気に価格が下落することも考えられます。

 

そうした価格急落のリスクに備えて、コインチェックなどでの積み立てやDeFiによるファーミングなど様々な方法で資産運用は可能です。自己責任となりますが、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

 

コインチェック

  • この記事を書いた人

ローレンス

クリプトに没頭している会社員です。暗号資産の儲け話よりも、テクノロジーに興味があり、ブログ、メルマガ、ポッドキャストなどでWeb3関連のトピックをやさしく解説しています。クリプトにまつわる情報はスピードが速く複雑ですが、Web3領域で活躍できる人材を目指して一緒に学習していきましょう。

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