ブログや音声配信、動画投稿をしているとかならず悩むことになる「ネタ切れ」の問題。今回は、「ネタ切れせずに継続してアウトプットできること」を実現するために使用しているNotion活用アイデアを紹介します。

タスク管理やコンテンツ配信を継続していきたいけどうまく続けられない…。ネタ切れせずにアイデアを考えるコツを知りたい。アウトプットするだけでなくPDCAをまわしいくいい方法を教えて欲しい。
こうした悩みにお答えします。
この記事を書いているぼくは、ブログ更新を半年間、ポッドキャスト毎日配信を3ヶ月継続しています。最初は、「読者や視聴者に伝えたいこと」が定まらず、更新するのにかなり苦労しました。
しかし、今回紹介するNotionの活用方法を導入し始めたところ、いわゆる「ネタ切れ」という状態にならなくなりましたので、参考になればと思います。
目次
Notionで「ネタ切れ」せずコンテンツ管理する方法

出典:Notion
さっそく、今回のNotion活用アイデアを詳しく紹介していきます。大まかな流れを5つのステップでまとめました。
Notionで「ネタ切れしない」のコンテンツ管理方法
- その①:アイデアを集める
- その②:アイデアを広げる
- その③:アイデアをコンテンツにする
- その④:アイデアをアウトプットする
- その⑤:アイデアを分析してPDCA
このような流れとなります。具体的なNotionのを操作方法を順をおってみていきましょう。
その①:アイデアを集める
日々ふと思いついた時にアイデアを書き留めていくところからスタートです。「ブログで流行りのSNSをテーマを取り上げたいな…」「ポッドキャストでiPhoneの話したいな…」くらいのざっくりとしたイメージを書いていきます。
思いついたことをとにかくメモ代わりにしていくことがおすすめです。
こちらのビューはボードビューといい、タスクを右にどんどんずらしていって、管理を行うものになります。以下の図のように、企画案の下の方にある「+New」をクリックすると新しいページを作ることができます。これにタイトル、日付、テーマラベルなど持たせたい情報をプロパティとして設定していきます。

ページのひとつひとつが台本や下書きの役割をしています。
プロパティを設定すれば、他のビューでソートをかけたいときや、進捗、記事のジャンルをせいりすることができます。ボードビューを使い、今どのタスクが進行中で、どれが完了しているのかが一目でわかります。進行したタスクは右にドロップしていけば、ステイタスが自動的に更新されます。
WebClipper(ウェブクリッパー)機能

出典:テッククランチ日本版
ニュース記事を読んでいる時に浮かんだものをストックしておいて、あとで記事の参考にしたい時ってありますよね。GoogleChromeの拡張機能としてあるNotionのWebClipper機能(上画面右上のボックス)を使うと、以下の図のようにボードビューの「No Status」のところに追加されます。
このように、NotionのWebClipper機能を活用すれば、引用元までのアクセスとコンテンツを一元化して管理することができます。

集めた記事がの「ジャンル」や「何のアウトプット用のものか」といったプロパティを設定しておくと便利です。
クリップした記事用のデータベースを用意しておけば、ニュース記事をストックして後で詳しく読み返したり、引用元の整理にも役立ちます。チェックボックスを設定すれば、読み終わった記事にチェックの目標を設定できるので便利ですよ。
GoogleChrome拡張機能のWebClipperはこちら
GoogleChrome拡張機能のWebClipperはこちら
その②:アイデアを広げる
その①でアイデアをたくさんメモしたら、アイデアの種を広げていく作業に入ります。
ボードビューでみると、一つ一つのコンテンツの関連性を俯瞰してみることができます。単体ではアイデアとしては少し足りないものでも、雑多でも関連性のある小さなアイデアを組み合わせていけば、リッチなコンテンツにしていくことができます。

完了したタスクは月ごとに整理。あとから何月に処理したものかすぐにわかる。
「アイデアがなかなか浮かばない…」という時は、ちょっとハードルを下げて、「アイデア同士の掛け合わせはできないか?」という視点に変えてみると、案外上手く話がまとまっていき、アイデアの広がりを持たせることが可能です。
その③:アイデアをコンテンツにする
テーブルビュー
ここで、ボードビューからテーブルビューへ切り替えます。テーブルビューというのいわゆるリスト形式の表です。プロパティを設定しておけば、一覧にしてアイデアの傾向や投稿しているジャンルなどをリスト化して整理することができます。
たとえば、最近は仮想通貨の記事が多めだな…と感じたら、別のジャンルのコンテンツを作るべきか?といった具合に方向性を決めていくことができます。
ページビューでも小さなアイデアだったものを昇格させていき、大きなコンテンツに結合していく作業を行っていっても問題ありません。
その④:アイデアをアウトプットする
アイデアをアウトプットしていきます。例えばブログの下書きとしてしようしています。ブログにはそのままコピペして投稿します。NotionではHTMLを認識することができるので、たとえばNotionでH2タグを設定すれば、WordPressの投稿画面でもH2として認識されますので非常に便利です。
カレンダービュー
コンテンツにに日付のプロパティを与えると、投稿した日を管理することができます。カレンダービューといいます。カレンダーのような画面になり、自分の投稿したブログがいつなのかがカレンダーでみることができます。
投稿ペースを把握してモチベーションに活かしたり、投稿スケジュールを決めていく上でも参考になります。アウトプットした記事のタイミングと傾向を把握して、どのタイミングで投稿していくか計画を立てておくと、コンテンツ管理を継続していきやすくなりますよ。
その⑤:アイデアを分析してPDCA
テーブルビューにして、タイトル、記事のジャンル、PV数(ざっくりとした単位でOK)をプロパティとして入力しておけば、どの記事がどれくらい人気があるのかといった分析をすることができます。
人気がある記事の「人気の理由」を分析して、次の記事にその理由を活かすことでPDCAを回していくことができます。逆にあまり読まれなかった記事が「どうして読まれなかったのか?」といったことも確認していく必要があります。
WordPressのブログであればGoogleサーチコンソールなどアナリティクス機能があるので、不要かもしれませんが、音声配信や動画投稿などではアナリティクスを自分でまとめていくのもおすすめです。
なぜ、再生されたのか、なぜ再生されないのかを言語して次に活かしていくことが大切ということですね。
Notionで「ネタ切れ」せずコンテンツ管理する方法:まとめ

Web Clipによる記事は広告や無駄なリンクがなく見やすくなります。
今回は、Notionでネタ切れせずにコンテンツを管理していく方法をまとめていきました。
音声配信を毎日していると、常に配信するコンテンツを考えていないとまとまった話ができずに苦労をしてしまいます。
今回の方法を活用してみると、「話したいことはぼんやりと決まっているけど、言語化できない」という状態をなくすことができ、すぐにコンテンツとしてまとめあげることができるようになりました。
ブログのテーマや配信内容に迷うことがあったらぜひ、Notionでコンテンツ管理を試してみてくださいね。
Notionの登録方法についてはこちらでまとめています。
Notionはじめよう。読書記録とタスク管理【シンプルイズベスト】
Notionの最大の特徴であるデータベース機能についてはこちらです。
【Evernoteから移行可能!】Notionの使い方を徹底解説【データベース編】